ハイボルト

ハイボルトとは？

ハイボルトは、高電圧の刺激を深部に浸透させ、疼痛の軽減や治癒促進などに利用できる電気刺激治療器です。

寝違え、急性腰痛(ぎっくり腰)、急性背部痛(ぎっくり背中)、捻挫など急性症状に対し行い炎症・神経興奮を抑える、筋肉の硬さや関節の痛みの緩和を目的とした施術です。

ハイボルトの効果

①痛みをコントロールする(ゲートコントロール)

ハイボルトを使用することで、対象箇所の痛みの緩和を目的として行います。本来「痛み」というものは、痛みを伝達する神経が興奮してしまうことで、脳に「痛み」が伝わってしまうことで起きるメカニズムです。ハイボルトによる高電圧の刺激で痛みを伝達する神経の「痛い」という感覚を遮断するといわれています。（ゲートコントロール）

例えばお腹が痛いときに腹部に手をあてることで、痛みが和らいだ経験があると思います。ハイボルトの原理もこれに似ていて、筋肉の奥にある痛みの箇所に対して手をあてるようなイメージです。

②血行を促進することで痛みを緩和させる

筋ポンプということを耳にしたことがる方も多いと思います。筋肉は動かせば動かすほど血行が良くなるという性質があります。筋肉の痛みの原因には、本来回復のために必要とする酸素や栄養素が血行不良により行き渡っていないのが理由にあります。ハイボルトで外から筋肉を意図的に動かすことで、血行が促進され、筋肉が必要とする酸素や栄養素がきちんと行き渡るようになり、痛みを緩和させれます。